超電磁劇団ラニョミリ・第4発目公演
情熱!鉄球ハリケーン1972
~新世紀浅間太鼓伝説~
日時:2001年10月13・14・20・21日
場所:ひとみ座スタジオ
2001年、あさま山荘。
駆け落ちカップルの前に3人の「自称」革命家たちが現れた。
赤いヘルメットにタオルの覆面、そしてゲバ棒で身を固めた彼らはあさま山荘事件に憧れてこの山荘に立てこもったのだと言う。
「革命に参加しないか」と誘われ、しぶしぶ参加するカップル。
ところが、ギターで懐かしのフォークソングを歌ったり、和太鼓を叩いたりと彼らの革命はどこか間抜けなものだった。
故にいくら犯行声明を出しても警察が相手をしてくれるわけもなく、彼らは今まで毎日のように犯行声明を出していたのだ。
そんな彼らのしつこい犯行声明にうんざりした警察は、 ついに山荘の周りに機動隊を展開する。
「来た、ついに時は来た!」と喜びを隠せない革命家達。
しかし警察は、彼らに構っている暇は無いと、いきなり鉄球(モンケーン)で山荘ごと彼らを潰しにかかった。
打ち込まれる鉄球、そしてそれに対抗する革命家たち。
死闘の末、彼らはどうにか鉄球を撃退する。
しかし安心する間もなく機動隊が山荘に突入。
絶体絶命の革命家達。その時彼らの取った選択は…。