■名作列伝007

超電磁劇団ラニョミリ・第7発目公演

教祖、ナウマン。

~ラニョミリの新興宗教マントラNight!~


日時:2003年10月31日・11月1・2日

場所:相鉄本多劇場


新興宗教ナウマン教の教祖・ミショナリアン鈴木の目的は何と金儲け。


たくさんの信者から多額のお布施を集めて贅沢な毎日を…といきたいところだったのだが、5年前に週刊誌に叩かれて以来、信者は減る一方。


今や信者は幹部の佐々木とヤクザの御曹司である田上の二人っきりとなってしまった。

そこへ見学をしたいと言う青年・古賀が現れた。久しぶりの信者獲得のチャンスに儀式にも俄然力が入る。

ところが、何の変哲もないビー玉を「コンパクトコスモ」として崇めたり、ルービックキューブを6面揃えて(それもインチキで)奇跡と称してみたりと、その内容は「宗教」というより「胡散臭い」ものばかり。


しかしながら何がウケるかわからないもので、こんな子供だましの儀式にもかかわらず古賀は入信を決意。

ところが、金を持っていない古賀を佐々木が無料で入信させたことを知り、鈴木は激怒。少しでも金づるを確保するべく、最近教団に来なくなった田上の妹・マツコを連れ戻してくるよう佐々木に命じた。とんでもない命令であるにもかかわらず、教祖である鈴木の命令には逆らえず佐々木はしぶしぶ出かけていった。


数時間後、佐々木とともに戻ってきた田上から、鈴木は衝撃的な事実を聞くことになる。

なんとマツコは、ナウマン教を見限って他の宗教に入信してしまったというのだ。

しかもその宗教・不和雷神天道教はナウマン教も及ばないほどの典型的なカルト教団。

どうにかマツコを連れ戻して欲しいと懇願する田上に対し、そんなところに乗り込んでいったら何をされるかわからないと鈴木はあっさり拒否。

失望した田上は「金で解決します」とアタッシュケースに詰め込まれた多額の現金を持ち出した。それはヤクザの親分である田上の父が、マツコを連れ戻してくれるならいくらでも金を出すと言って用意した金だったのだ。

そして多額の現金を前にして目がくらんだ鈴木はあっさりと前言を撤回。とにかく行ってみようと言い出した。


マツコ救出に向けて意気上がる一同。しかしそこに「それは無理ですね」と古賀の声。

実は古賀は救いを求めてあちこちの宗教をハシゴした挙句、不和雷神天道教とナウマン教に掛け持ちで入信していたという宗教マニアだったのだ。

出鼻をくじかれた一同に対し、古賀は不和雷神天道教の会員カードを出し、「僕の紹介って事なら少しは話が違ってくるかな」と得意げな態度。

結局、一同は古賀の案内で見学者を装い侵入することに。

明らかに怪しい雰囲気の不和雷神天道教の施設。


古賀の案内でどうにか受付を突破した一同の前に施設以上に怪しい雰囲気の男が現れた。

この男こそが不和雷神天道教の教祖・ポンパイエンだったのだ。

教祖直々の登場に慌てる一同に対し、ポンパイエンは一同がナウマン教の信者であることをあっさりと見破った。

正体がわかっているなら話が早いとばかりに、マツコを探しにきたことをポンパイエンに告げる鈴木。


それに対し、ポンパイエンはあっさりとマツコをその場へ呼び出した。

ところが、一同の前に現れたのは、マインドコントロールの結果ポンパイエンの忠実な下僕となってしまっていたマツコだった…。